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商店街探訪 〜砂町編〜

商店街の看板商品は“手作り”

 
 

砂町銀座商店街

 
 

 
 

「砂町銀座商店街は戦前からスタートした商店街です。
明治通りから丸八通りまでを繋ぐ約670mに店がひしめき合っています。
ご存知の通り、近年ショッピングモールや大型スーパーが近隣に進出し、
商店街の危機が叫ばれましたが、やはり商店街にしかできない商いや、
人情味溢れる雰囲気があるからこそ、みなさんがこの商店街に訪れてくれるのだと思います」
こう話してくれたのは、商店街振興組合の副理事を務め、
自身も砂町銀座商店街で酒屋『伊勢信酒店』を営む沼田正史さんです。

 
 

 
 
 
 

「ウチはね、一般のお客さんもそうだけど、飲み屋さんにお酒を卸している酒屋さん。
みなさんのニーズに合うように、地酒や銘柄焼酎などを幅広く扱っています。
話を戻してこの商店街の魅力だけど、それはやはり手作りの店が多いってことに尽きるかな。
パン屋や惣菜屋さん、おでんダネ屋さんもそう。あ、うどん屋も手作りだね。
手作りだからこそ、自信をもっている店が多いのがこの商店街の特徴かな。
そして、どこも安くて美味しい。
この商店街を知りたければ、まずは、食べてみて、って思うね」(沼田さん)
“手作り”と“雰囲気”が魅力である砂町銀座商店街。どんなお店があるのでしょうか。
実際に商店街を歩いてみるとしましょう。

 

 

 

 

 

夕飯時にはまだ早い午後。

 
 

活気のある呼び込み声とお客さんの注文で賑わっていたのは『増英蒲鉾店』。

 
 
 

定番のごぼう巻やいか巻は1つ40円。一番人気は中華揚(90円)

 
 
 

人気の理由はなんといってもリーズナブルな手作りのおでんダネ。

 

100円玉でお釣りがくるおでんダネは、地元客だけでなく、遠方のファンも多いのだとか。

 
 
 
 

多くの注文を手際よく捌く女性スタッフたち

 
 

次に訪れたのはドイツ・フランス菓子の専門店『モカドール』。

 

 

 
 

お店のなかに入ると、どうも営業をしていないようですが、
なにやらご店主・三好勇さんが忙しそうに作業をされていました。

 
 


 
 
 

「いまは休業中、というかリニューアル中ですよ。この店は50年前からやっています。
当時はまだ珍しい洋菓子の修行をして、この店を持ったんです。今年で70歳になりますが、
まだまだやりたいことがあってね。カフェを備えた店にするつもりで、
自分で改装してるんだよ。同時進行で12月のクリスマスハウス
(ドイツの伝統的なクリスマスの飾り菓子)作りも進めてるんだよ。大忙しだね」
(三好さん)

 
 
 

店内には菓子職人である三好さんが描いた、器用さとセンスを感じさせる絵が所狭しと飾られている

 
 
 

江東区でも屈指の有名商店街、砂町銀座。
そこには、大型モールには真似できない商魂や手仕事が息づいていました。
「ショッピングモールは便利だけど、疲れちゃうんだよね。それに商店街に来れば、
お友達のみんながいて楽しいの」。
取材中に出会ったおばあちゃんの言葉が、この商店街の魅力を見事に表現していたのでした。

 
 

掲載店舗

 

 

伊勢信酒店

 

江東区北砂3-38-13

 

03-3644-2004

 

 

 

増英蒲鉾店

 

江東区北砂4-9-9

 

03-3644-5347

 

 

 

モカドール洋菓子店

 

江東区北砂5-1-30

 

03-3646-7813